今日は
丹南産業フェアに。
ちょうど福井県の真ん中あたりの地域が「丹南」。
産業として、眼鏡・繊維・木工etcがある。
毎年私は「繊維ブース」を目的に出かけるのだけど、不景気のあおりか繊維展示のブース規模が縮小しているような気がする。
今までは、いいな~と思う生地が安く手に入ったのだけど、今年は真新しいモノがなく・・・・。
がっくり・・いつも私の洋服を作ってくれている「先生」にメールをすると
「今立の和紙の里にある吉田レースさんによってみたら」と返事がくる。
吉田レースさんは今立和紙の里の煉瓦畳みの入り口にある小さなお店。
気をつけて見ないと、隣の和紙のお店に圧倒されてうっかりと見落としてしまいそうなたたずまい。
小さなお店の中にはレースや刺繍で飾られた生地が沢山。
どれもこちらでつくられたものだとか。「技」を感じる。
大きな産業フェアもいいけど、こうやって町ではそれぞれの産業がしっかりと存在している。
いろいろと目移りしながら、お店の方のお話を聞いて1枚の生地を購入。
ついついあれこれ目移りする私に
「まず一着作ってみて、気に入ったらまた買いに来てね」と決して押し売りや強引な商売はしない。
きっと「商売人」と言うよりも「職人」なんだろうなって思う。
お近くの方は是非「今立和紙の里」を目指してお出かけを。