父の13回忌法要が終わった一息ついていたとき
弟の携帯が鳴った。
突然の移動の話だった。
しかも、6月1日から。
勤務地は武生。
隣の隣の町。
時間にして1時間半~2時間の距離。
そう言えばなんてことのない距離だけど
峠を二つ越えなければならない。
一つ目の峠はたいしたことないけど、二つ目の峠は冬場は大変・・・。
定時に終わる仕事ならいいのだけど、営業職故、いつ終わるか・・・・。
移動が落ち着いたら
むこうに引っ越すことになりそう。
普段、頻繁に会っていたわけでも、連絡を取り合っていたわけでもないのだけど
地元にいないとなると、実家の事もあるし、なんだか心細いというか・・・
(まぁ、実家の事をすべて弟任せにしていた私もいけないのだけど)
やっと、地に足がついたというか
田舎の長男らしく、消防や色々な地区の集まりなんかにも顔を出し
家の事も父が亡くなった後、世帯主として恥ずかしくない様々なつきあいが出来るようになってきたというのに・・・。
弟自身も
痴呆の進んだ祖母と、
定年退職間近の母と、
ふたりを残していくことがかなり気がかりの様子。
サラリーマンの宿命?
なにはともあれ、営業地盤のない新天地での活動はかなり大変だと思う・・
自分らしく
自分を犠牲にすることなく
進んでいってほしいと思う。